Renovation
Project
- Title.
- Contactless Room
- Case No.
- 004
変化した時代のニーズを捉える
2021年にリノベーションを行った本物件。
コロナ禍で、手洗いうがいの励行、昔から誰しもが行っていた当たり前がさらに重視され、「非接触」なんて言葉が沢山飛び交います。
このお部屋はそんな時代を背景に、部屋に入ったらドアに触れることなく、まずは洗面所へ向かえるような間取りへ大きく変化しました。
欲しかったのは陽当たりと収納
元々は2DK だったこの部屋。
和室と洋室の窓は北側に隣接する建物に面しており、特に奥の洋室は陽当たりが望めませんでした。
その為、和室と洋室の間にあった壁を取り払い、東側からのメインの採光が部屋の奥まで届くような、1LDK の間取りに変更。4.5 帖あった洋室のうち約3帖分をウォークインクローゼットに変更し、余裕のある収納量を確保しています。
暮らしてみたい、一点モノのデザイン
白い壁とオーク柄の床でベーシックな室内ですが、至る所にアクセントを散りばめました。
構造上、どうしても存在感が出てしまうキッチンはあえて室内のポイントになるようにデザイン。
キッチンパネルに変わりにグレーのサブウェイタイルを使用。落ち着きのあるカラーなので、どんな家具ともケンカせずに合わせることができます。
この部屋で最も大きな特徴である洗面所。毎日必ず使う場所、廊下を通る度に目に入る場所だからこそ、一番のお気に入りの場所になるよう、オリジナリティのあるポップな空間をデザインしました。
ブルーのクロスと丸いミラーはいつもの身支度を楽しくしてくれるでしょう。
脱衣所は洗面所と別に用意をしているので、隠したいものは隠せます。
脱衣所はグレーのクロスを使用。ブルーのクロスと色の相性がよいので、ドアを開放していてもいい感じ。
部屋の印象を左右するのが照明とスイッチ。リビングにはライティングレールとスポットライトを設置しているので、完成された雰囲気のまま暮らすことができます。
コンセントとスイッチプレートにはシンプルな金属プレートを採用。
スイッチはアメリカンスイッチ。少しのカッコよさが程よいアクセントです。
Before