room+
Renovation
Project
Title.
新しさと古さ、可愛らしさとカッコよさ、ナチュラルさと無骨さ、相反する表情をもつ愛嬌のある部屋。
Case No.
005

ルームプラスプロデュース第1弾と同じ物件内のお部屋。間取りは第1弾をベースに、洋室とダイニングの建具と間仕切りを取り払い、可動棚を設けることで、元々は陽が入らなかったダイニングにも西日が届き明るくなりました。快適な空間づくりはもちろん、愛着をもって暮らしていただけるようなこだわりを詰め込んでいます。

素材へのこだわり

長く気に入って住んでもらうためには、愛着を持てる部屋であることが大事。そのためには量産品ではなく、人の手がかかった温かみが必要だと感じています。

無垢フローリング
すべすべとした、裸足で歩きたくなる肌ざわり。一般的に量産されるフローリングのヒヤッとした冷たさがありません。自然素材ならではの色味の違いや節の入り方もまた味わいです。
塗壁
漆喰と同じ、石灰カルシウムを原料とした塗料を当社スタッフによって手塗しています。少しの粗さもご愛嬌。手作りならではの、優しい雰囲気に仕上がりました。調湿、消臭効果も期待できます。

造作へのこだわり

こんな部屋他にみたことない!を目指し、デザインされた造作物たち。
このままでもかっこいいけど、好きなインテリアを飾ればもっとかっこいい!

キッチン
既製品のキッチンをこの部屋に合わせるのは味気ない気がしていました。そこで素材に選んだのがコンクリートブロック。
白く塗装しているのでナチュラルな壁や床との相性がとてもいいんです。
もちろん素材の無骨さも残るので、インダストリアルな家具ともマッチするようないいとこどり。
スタッフが設計した完全オリジナルです。
可動棚とクローゼット
漆喰と同じ、石灰カルシウムを原料とした塗料を当社スタッフによって手塗しています。少しの粗さもご愛嬌。手作りならではの、優しい雰囲気に仕上がりました。調湿、消臭効果も期待できます。

どこか、海外の古民家のようなアンティーク感のある雰囲気を作りたい、というのがひとつのテーマとしてありました。どうすれば味わいのある部屋になるのか…考えた時に出た結論は「梁」と「塗壁」でした。
大工さんにお願いしてダメージウッドで作って貰った化粧梁。ダイニングと洋室の間、洋室の角に設けてます。

ノンストレスへのこだわり

古い物件だからこそ感じる、ちょっとした使いにくさ。
少しでも不便さをなくし、ストレスなく暮らせる仕様を目指しました。

クローゼット
洋室窓に向かって左手の、元々あったクローゼットは、腰から天井まで高さがあり、奥行もあるので収納量はたっぷり。ただ、ハンガーパイプの位置が高く、背が低い方だととても使いにくいものでした。
今回は女性スタッフが無理なく手の届く高さに手直ししています。
UT
洗濯機置き場の上には棚を設け、洗剤などを置いておくことのできるスペースを確保。細い洗濯機しか入らなかった狭い間口を広げたり、トイレの開き戸を引戸にしたり、ステップが高かったユニットバス入口の段差を下げたり…大きな変化ではなくとも、見えないところにちょっとした気遣いを。

Before